本日は月1回で開催中の緑の薬箱ハーブ調剤講座2回目 油脂とワックス でした♪
今日は外用に限って考えたので、
ご質問も必然的に「酸化(油脂も肌も)」についてが多くなります。
自然療法・植物療法が大好きな皆さんに喜んでいただきたい…植物油脂の良いところを並べたい…という気持をぐぐぐっと抑えて、
酸化についてはスキンケアの観点からお伝えしています(外用なので)。
×紫外線 ×加熱 ◎冷暗所での密閉保存 ◎早く使い切る
アンチエイジングなら紫外線と植物油脂の相性は×
酸化(だけではないですが)をいかに減らすかが課題ですから。
ナチュラルエイジングでも、できるだけ避けて欲しいです。
ひとむかし前の年相応?ならOKよ!という方には、
シンプルなお手入れで楽です!ぜひどうぞ。
ただし、皮膚は水分と油分で潤っているのではないので、
ざらついたり、シワっぽくなったり、気になる事があるなら、
もう1つお手入れが必要です。
それともう1点
乾燥気味だからといって水分にたっぷりのオイルを塗るのは、
皮膚の機能維持・向上からいうと、手放しでよいとは言えません。
いろいろ伺うと、油分与えすぎかなぁと思うケースが多いです。
皮脂腺の機能を保ちたいし、健康な皮膚はそんなに油を出さないぞ!
お肌のチカラを信じて、手助け程度のお手入れで可愛がってあげてください♪
健康な皮膚と同じような油分量でいうと、
たっぷり水分を与えてから、植物油脂を1-5滴。
酸化しにくいものを選び、開封後1-2ヶ月で使い切る。
ビタミンEなどが添加されていたら安心です。
それでも乾燥する!という方、
それは油分不足なのではなく(油分を与えたら改善されるのではなく)、
別の原因で、水分を保つチカラが弱っているか、
正常な角質細胞と保湿因子を産み育てられてないか…です。
また別の角度からお手入れの必要がありますね♪
オイルトリートメントの効果(油脂+タッチやテクスチャーの癒しの効果)
手作りの軟膏での保護は素晴らしい点もたくさんあるので、
ぜひ性質と一緒にメリット・デメリットを理解して、
心地よいお手入れに役立てていただけたら嬉しいです(´▽`)