こんにちは!
各地で雷雨が続き、ますます蒸し暑い毎日です。
とはいえ神戸の夜風は、すでに秋のような冷たさで、
夜の散歩が楽しい日課になっています。
さて9月からはじまる講座に向けて、
打ち合わせとブラッシュアップ、テキストの作り込みを行っています。
当方の認定教室・認定講師を目指していただくメリットは
教室講師のフィードバックによってよりよいカリキュラム、教材、テキストを制作できること、
そして、それぞれが智恵を出し合い、刺激し合い、
講師としてブラッシュアップしてもらえる環境だと思います。
前回の模擬授業にて、私が行ったフィードバックの一部をご紹介します。
・できるだけ読まず、会話のように
例)今日は○○についてお話させていただきますね。
○○について、みなさんは何か聞いたことがありますか?
・テキストに書いてあることはあまり板書せず、
テキストにない図や表、まとめ
重要なキーワード、聴き取りにくい言葉、難しい漢字などは板書する
・◎◎さんはいかがですか?○○されたことはありますか? など生徒さんを巻きこむ
例)*********************************
・そのジャンルに入る前に、そこへつながる前置きを入れる
例)****************************************
・ひとつの分野が話し終わるたびに、いまのお話についていかがでしょうか?などフィードバックしてもらう。感じてもらいたいことをしっかり言葉にする。
例)***************************************************
特に例題については(こちらでは省略しましたが)、できるだけ詳しくフィードバックするようにしています。
まったくの初心者の方なのか、少しご存じの方なのか、また他校でまなばれた方なのか・・・
生徒様のご経験によっても違ってきますね。
授業の流れやインストラクションの細部まで縛るつもりはありませんが、
テキストやカリキュラムのみ共有して、「お好きにどうぞ」ということはありません。
私が思うスタイルが1番良いとも思いませんし、まだまだ知らないことがいっぱいですので、
みなさんと一緒に作っていくことを大切にしたいと思うのです。
私もそうでしたが、「教える」「話す」「講座を引っぱる」というのは、
知識があるなしとは全く異なるスキルだと思います。
だからこそ、いろんな方の講師スタイルを見て学ばせてもらえることがすごく勉強になります。
そしてその学びの場を作るのが私の仕事かな・・・と思っています。
えらそうに言いましたが、これから受講されるみなさまも、
ぜひ厳しい目と温かい目の半々くらいで見てやってくださいませ(^_^)
CARA-CARO 石橋志保