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【講座レポ】微生物も歴史も!浸出油と軟膏

昨日は、「ハーバルメディスン調剤基礎講座」2回目でした!
前回のインフューズドオイル(浸出油)に続き、
今回も油性のアイテム「ワックスとバターの研究」と「軟膏」です。

ワックスとは何か、バターとは何か、
いわゆるトリグリセリドとの違いや、共通点から
劣化や性質を考えたり、

そもそも軟膏が必要なケースってどんな時か考えたり、
鉱物油の活用を考えたり、
いろいろな角度でお話させていただきました。

実習では、3種類のタイプの軟膏を作成しました。

①精油を加えた物

トリートメントオイルとどう違う?
経皮吸収や劣化は?

②インフューズドオイルを使った物
インフューズドオイルをそのまま使うのとどう違う?
経皮吸収や劣化は?

③自由選択 リップチューブに入れる
どんなワックスを使う?

など、冷まし固める間にも
いろいろと考える課題があります。

※受講生のあいみさんからお写真お借りしました☆

免疫力下がるから、食べ物や手指の消毒は極力避けたいのですが、
植物油やワックス、バターには雑菌は避けたい!
ということで、実習では、
器具道具、容器をいやというほど消毒しながらすすめています。

この殺菌消毒から
・保存料にもいろいろある
・そもそも劣化にいろいろある
・酸化、重合、加水分解などは、消毒しても起こる
・それぞれの劣化に応じた保存成分が必要
・天然の保存料は極弱しか働かない
・保存料が入っている食品はどうしてだめか
・保存料が入ってる化粧品は、保存料に荒れるのではなく、
別の問題で健康な肌が保てなくなる

などなど

横道それて
・ぬか床を混ぜるのは若い嫁がいいという俗説
・デーデルライン桿菌

軌道修正して
・水を使わないカレー、使うカレー
・日本の水文化、お茶文化
・気候や文化と油、軟膏の関係
・湿度で考える 日本の薬草、ヨーロッパの薬草

などなど

皆さまのご質問や、話題から、
いろいろお話しさせていただきました!

まだまだ話したりない!のですが、
これまでの経験や知り得たことに、
今回学んでいただいたことを突き合わせて
整理する時間も必要ですね♪

この講座で学びきれないことは、
ハーバルメディスンマイスター講座でお待ちしています!

それまではハーバルメディスン調剤基礎講座で!
また来月のお講座も楽しみです!

CARA-CAROフィトテラピースクール
石橋志保

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