久しぶりの夙川 ローゲンマイヤーさんと静かな時間

雑記帳

先日、所用があり、夙川~苦楽園へでかけました。
夙川や苦楽園には、1年に2-3回行きますが、今回は時間があったので、ゆっくり散歩してみました。

実はいまから25年ほど前に、夙川に住んでいました。大好きな須賀敦子さんの影響です。

芦屋から夙川あたりに須賀さんのご実家があり、須賀さんがお父様の思い出とともに描かれるその風景に、とっても憧れていたのです。

住んでいたのは、20代半ばから30を過ぎる当たりまででしたが、夙川や苦楽園の本当の良さを理解するには、まだ若かったと思います。それでも、夙川や苦楽園の風光明媚でゆっくりと流れる時間が本当に心地よく、若い頃にあの環境に暮らせて、とてもいい経験をしたなと思います。

当時、よく行っていたカフェなどは、ほとんど閉業してしまっていますが、まだ残っているお店もありますし、街並みや、山並み、川の流れは変わっていません。もちろん、あのゆっくりと流れる時間も。

せっかくなので、所用を済ませてから、苦楽園の駅前にある、ローゲンマイヤー苦楽園店さんでパンを買って、夙川河川敷でのんびりいただきました。

ローゲンマイヤーは1991年芦屋で創業したパン屋さんで、芦屋、苦楽園、岡本などに13店舗あります。
食パンは無添加、菓子パンや惣菜パンも極力添加物を使わない努力を続けているパン屋さんです。
そこも好きだけど、なんといっても王道を外さず、優しく、庶民的なのに、とっても美味しいパンたちと、スタッフさんどなたも優しくて暖かい接客をしてくださるって、すべてがホッとするパン屋さんです。

この日は、クリームドーナツ、ブラッドオレンジジャムのコッペパン、レーズンバターベーグル、をいただきました。

風に吹かれて水の音を聞いていると、夙川に住んでいたころの、いろいろなことを思い出します。
あの頃も、本当に楽しかった。失敗もいろいろあったと思うけど、今を思えば、それもよかったと思えます。

そしていま、もっと大人になってここに居ることが、なんだか不思議です。
でも、あの頃と変わらずに、ローゲンマイヤーさんのパンを買って、木陰のベンチで味わいながらぼんやり出来ていることに、何物にも代えがたい幸せを感じるのでした。

鳥の声と水の音に、風に揺れる葉の触れ合あう音を聞きながら、ゆっくりと流れる静かな時間に、心身ともに癒やされた休日でした。

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