赤穂の実家で二人で暮らす両親に、仕送りごはんをはじめました。
介護も見守りも不要な自立した両親ですが、父が慢性腎不全にて腎臓病食を必要としていることもあり、仕送りごはんでサポートすることにしました。

帰省してサポートするほかに、なにかいい方法がないかと悩むなかで、ふと自分がやっている冷凍作り置きはどうだろうか?と思いつきました。しかし、現実的に可能か?継続できるのか?時間は?体力は?と、実行までに潰すべき課題はたくさんありました(次回以降にまとめたいと思います)。今回は、仕送りごはんの背景についてまとめておきたいと思います。
■両親スペック
母90歳
ペースメーカー、胃がん手術にて胃切除あり
要支援1 デイサービス週1利用
耳鳴りに悩みんでいる。
とにかく手先が器用で料理や手芸が好き。
若い芸人さんが大好き。
一日2回の散歩と、ご近所様とのおしゃべり、庭に出て、木の下でのんびりするのが癒し。
末っ子パワー全開で、自由気ままでわがまま。
ザ・片付けられない女。
加齢により味覚が変化してから、偏食気味。
執事のような父に、当たり散らしてストレス発散している。
父87歳
心筋梗塞数回、痛風、痔主
慢性腎不全のため、透析開始予定
要介護支援共になし
300坪の畑にて大規模家庭菜園を一人で管理することと、仏教、歴史、文学が趣味。
掃除以外の家事はすべてこなす。
無印良品が大好き。
母と犬が、人生のアモーレ。
無印のソファから、庭の雑木を見るのが癒し。
ASDの傾向あり、コミュニケーションスキルにかなり問題あり、本人曰く、生きづらいとのこと。
■高齢者夫婦 二人の暮らし
それぞれの持病の関係で、食事は各自で栄養素に注意して、別のものを食べている。
食べられるものはシェアしつつ、各々が準備調理、支度などをして食べている。
持病と病院からの指示で、何をどのくらい食べ、何を減らすかは、しっかり把握してる。
寝起きから、掃除、ゴミ出し、買い出し、食事、入浴などは分担してできるので、自立した生活を送っている。
以前より、主治医や栄養士と相談のもと、カロリーや栄養素の補助に、対応食の冷凍弁当、ドリンク、ハーブサプリメントなどを活用している。

父も母も料理が得意なので、なんとか作っているけど、しんどい日が増えてきた。
■仕送りごはんのきっかけ
①栄養素に配慮しながら、3食作ることが大変になってきた。
②母がなまじ料理上手なうえに父も食べるものにこだわりがあり、出来合い食品が大の苦手。添加物や化学調味料にも敏感で、出来合いのものは食がすすまない。
③味覚が変わり母の偏食が強くなって、食べる量が減ってしまった。
④父は腎臓サポートの冷凍弁当も利用していたが、味はもちろん、旬もなくこれまで食べ慣れていない献立内容に不満が溜まっている。その上で高い(1食600~800円程度)。
⑤私が帰省した時に、作る物や、持病に対応したおかず作り置きは美味しい、食の好みも合うし、旬もあり楽しく食べられた。

腎臓病食 冷凍弁当 和洋中のどれも、これまで食べ慣れていない献立ばかり。
■私にとっての仕送りごはん
私は両親に、ごはんを作って食べてもらうことに、いくつかコダワリがあります。
私も幼少期に腎臓を悪くして、小中学校のほとんどで食事制限、運動制限がありました。当時のつらさは、40年以上経った今でも忘れられません。食べられるものが限られるならせめて美味しいものを…と、食事制限に配慮しながら美味しいものを食べ歩いたり、食べられそうな郷土料理や地物を食べる旅行につれて行ってくれました。友達と同じ物が食べたいだろうと、ポテトチップスやハンバーガーも、当時は少なかった健康食材のお店で材料を買って、低タンパク減塩で作ってくれました。ちょっと贅沢な外食も定期的につれて行ってくれて、食文化や食べる楽しみを教えてくれたのは、ほかでもない両親です。いまこそ、その恩返しをする時なのだろうと思います。
また、遠出が疲れるようになってきた高齢者に楽しみは少なく、その中でも1日3回の食事は、QOLに大きく影響するようです。家族としては、美味しく食べて喜んでもらえることは単純に嬉しいこともあります。
そして私は料理が趣味であり息抜きでした。が、食べてくれる人がいなくなると、忙しさにかまけて料理の楽しみを忘れてしまいがちです。誰かに食べてもらえる仕送りごはんを作ることで、料理の楽しさを改めて尾も出せたらと思っています。
モチベーションを維持するために、ここに記録していこうと思います。
そしてきっといつか、自分も再び腎臓が悪くなってくると思いますし、いま私と似たような状況の方に届いたらいいなぁと思っています。
けして無理せず、自分の作り置きをするついでの範囲でやっていこうと思います。
石橋志保

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