温かなフォルテピアノの夜

雑記帳

昨夜は、西神中央ホールにて
川口成彦&V.シェレポフ「不滅のフォルテピアノ」を聞きに行ってきました。

古楽器を嗜む友人から、フォルテピアノのことは少し聞いていて、モーツァルトやベートーベン、ショパンが愛したその音色をいつか聞いてみたいと思っていました。その際に川口さんのことも伺っていたので、神戸で聞ける機会があると知り、すぐにチケットを予約して、とても楽しみにしていました。

今回のフォルテピアノは、17世紀後半のシュタイン・フォルテピアノを復元されたものだそうです。

偉大な作曲家がいて、楽器を作る職人さんがいて、それを演奏する方がいてこその音楽なんだなぁと思うと同時に、何百年も前の人々が聞いたであろう音楽、楽器の音色に触れられることに感謝しかありません。

復元されたフォルテピアノで聴くモーツァルトやバッハに、心は時を超えるような体験でした。
苦戦の連続で、苦手意識のあるモーツァルトやバッハの曲の美しさに、はじめて出会ったような気持ちになりました。

そして川口さんと、シェレポフさん、お二人の呼吸と空気がすごく素敵で、連弾にこんなにも心打たれたのは初めてでした。そして、フォルテピアノもさることながら、モダンピアノでの川口さんのショパン、シェレポフさんのグリンカが本当に素敵で、感涙いたしました。

西神中央ホールは初めて行きましたが、とってもアットホームな距離感で、解説やMCのあるコンサートにしっくりと落ち着いて鑑賞できました。

温もりのある素晴らしい音色に包まれて、感動の余韻がずっと続く、素晴らしい時間でした。
自分の音楽にも、この日の感動を忘れずに、温かな気持ちで向き合いたいと思いました。

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