人工血管シャント再建後に、左心室不全などのトラブルが起きないか様子見の入院が続いていた父ですが、無事に抜糸も終わり、人工血管シャントを使っての人工透析が始まったので、退院となりました。
■父の部屋へ、ベッドを解体し、また組み立てて
これまでは、母のベッドがある居間で、母のとなりに寝ていた父ですが、昼間に「気軽に横になれるよう」父の部屋である和室にベッドを設置することにしました。
ベッドは介護用ではなく、私がこの家に住んでいた時に使っていたもの。3年くらいしか使ってなくて、日にも焼けずにきれいなので、使ってもらうことにしました。
ただ、2階からどう運ぶかという問題がありました。家具移動の業者様に依頼するか?と思いましたが、解体組み立てができそうだったので、道具を駆使してバラしました!結構、しっかりしたベッドなので、解体しても1つ1つのパーツが重くて大変でしたが、2階から1階の和室に運び、再び和室で組み立てました。疲れるので2-3時間ずつ、2日に分けて行いました。正直、とっても疲れました。

■公的な手続きや、金融関係などまるっと終わらせる
父本人が、退院中から気にしていた、いろいろな公的手続きや、金融関係の処理も進めることができました。
本人確認はマイナンバーカードで済みますが、1つ1つの手続きにかかる準備資料や申請書の類いは、相変わらず乱雑で複雑です。
自分が手続きする側として感じたことを踏まえ、役所や金融関係の事務処理をぼんやり外から眺めながら、「どうすれば効率よく、わかりやすい案内で、易行化できるか?」を父と話ながら過ごしました(好きなんです)。
■待ち時間を楽しむこと
役所や金融機関での待ち時間は、病院の待ち時間と同じで「あるものとして、準備する」ようにしています。
母は、お気に入りのジュース、お腹が空いたときのおやつなどを準備して、私のスマホで好きな芸人さんのYoutubeを見たりしています。父は本を読んだりしてましたが、目が悪くなってからは、ただただ、考え事をしているそうです。いっぱい考えることがあるそうです。
私はというと、スマホ見ることが多かったです。コンタクトレンズを変えてからは、すこし暗い待合でも本が読めるようになったので、資料や本を読む時間として待ち時間を活用しています。自宅の方が、仕事や家事で、なかなかゆっくり本を読む気にならないので、病院の待ち時間と移動の電車が、幸せな読書時間になっています。
そして二人ともに、病院後のお楽しみを用意するようにしています。
疲れない程度に、カフェに行ったり、ランチしたり、買い物などの楽しい予定を入れます。
長い待ち時間に、ちょっと緊張する検査や診察も、終わりに近づくにつれ、ウキウキしているので、それなりに効果はあるようです。最後は「みんなで病院行って、帰りに○○できてよかったねぇ!」と終わるので、いまのところ病院を嫌がりません。有り難い限りです。
ただ待ち時間が長すぎると、「疲れたから横になりたい」と言うこともあります。その時はさっと予定を変更して、自宅へ直帰します。そのために、前もって予約するお店ではなく、予約なしでも入れるお店や、行く前に空席確認&確保できるくらいのお店を選ぶのも大事だなと思います。

■そういえば自分も
私は6歳から10年ほど、腎盂腎炎で通院生活を送っていたのですが、やはり病院が終わったら、おなじようにカフェや外食、買い物に連れて行ってもらっていました。
子供の頃は、サンリオショップが大好きだったので、毎週の通院の楽しみにしていました。
サンリオショップの商品は高価なので、毎回、何か買ってもらえるわけではなかったです。買い物よりも、何よりも、サンリオショップに行けるだけで、あの空間にいられるだけで嬉しかったんです。
でもそれではお店に申し訳ないので、シールやレターセット、お菓子など必ずなにか小さな買い物をして、贈答用や、イベント前は大きな買い物をすることもありました。とても長く密なおつきあいになり、私の入院中には、サンリオショップのお姉さんが、キティちゃんのお見舞いカードを送ってくれました。とっても感激して、「退院したらすぐにサンリオショップに行く!」のを目標に過ごしていたのを、いまも鮮明に覚えています。
そう思うと、両親や親族だけでなく、ご近所様や、行きつけのお店の方など、たくさんの方が愛情を注いでくれて、あたたかく励ましてくれたなぁと思います。病気になって、食事制限は辛かったけど、人のあたたかさに触れられたことは、とても幸せな経験です。
直接、恩返しすることができなかった方もいらっしゃって、後悔やさみしさもありますが、自分ができる場面で、いろいろな方に、お返しをしていけたらなと思います。

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