先日の記事の続きになります。
https://caracaro.com/describe/archives/535
ため息の出るような「ゆらぎ」の時間、ミチルさんのエネルギードローイングを終えて、Sitarさんのカードリーディングは、母屋のほうにご案内いただきました。
■ここにも「生きた証」と「生活」があって
母屋は、もうなんというか、一歩踏み入れた瞬間に、タイムスリップしたような懐かしくてあたたかい気持ちになりました。直さんのお父様が暮らしておられたそのままに、ピアノの上の古い楽譜、ご家族やご友人とのお写真、歪みガラスがはまった縁側から見る日陰の庭の景色。すべてに、お会いしたことのない直さんのお父様の気配があり、ひとりの方が生きた証に、涙がでました。
実家じまいや、遺品整理、断捨離や、シンプルにミニマムに生きることについて、「物を捨てる」ということにばかり注目が集まるのも違うなぁと、改めて思いました。「生活感」って、文化だし、アートだし、何より人の生きた証だということを、忘れずにいたいと思います。
Sitarさんが、ここでカードを引かせてもらえることについて、また感慨深いことをお話しされていて、「ご縁」とか「呼ばれて来る」って、本当にこういうことなんだなぁと思いました。
そして私は、Sitarさんと会う場所が、どんどん面白い場所になっているなぁと思いました。頻繁でもないけど、いつも大切なときにタイミングが合ったときに、会う機会がやってくる。本当に楽しいかたなのです。
■キーカードは「螺旋」

この日、気になったのは「螺旋」ぐるぐると周りながら上へ下へ。ネジだったり、階段だったりです。
■二次元と三次元 遠ざかるのか、上下するのか
「螺旋」はヘリックスというそうです。よくスパイラルと勘違いしてしまうのですが、スパイラルは「渦巻き」とのことです。「螺旋」は三次元構造で、「渦巻き」は二次元構造という違いがあります。
・渦巻きは、くるくる回るほど、中心から遠ざかる
・螺旋は、くるくる回るほど、上か下、垂直方向に動く
という違いがあるそうです。
ミチルさんの描いたこの「螺旋」は、どこへ向かっているのでしょうか?
Sitarさんが、「同じところをぐるぐると回っていて、全然進んでないと思うんだけど、実は上へ下へ移動しているんですよね」っておっしゃっていて、なるほどなぁと納得しました。そしてなんとなく、自分を重ねてみたりしました。
■見方を変えれば、さまざま
螺旋といえば、ドイツの哲学者ゲオルク・ヘーゲルを思い出します。
彼は、「物事の発展は、螺旋階段を登るように起こる」という「物事の螺旋的発展の法則」を提唱しました。
世の中、進化しているように見えて(螺旋階段を登っているように見えて)、実は一周回って同じ位置に戻っているように見える(螺旋階段を上から見ると、元の位置に戻っている)。でも、やっぱり一段高い位置にいる=新しい価値を獲得しているよね。っていう法則です。
まったくの素人考えですが、
①象形文字や楔形文字ができて、もっと文字が発達して
②ところが電話ができて普及して、
③でもまたファックスやメールで、文字になって
④スタンプや絵文字のほうが頻度が上がってきて、あれ?象形文字?
ということが、一周回るってことなのかな?
でも、素材やテクノロジーは、
①石版や粘土版
②羊皮紙を経てパピルスになって
③一気に電話!
④そしてデジタル!
というように、科学技術発展の階段はしっかり登っているぞ!ということなのかな?
■未来へ向かうために歴史を知る
「復古や懐古」、「昔をなつかしむこと」っては、未来への発展のために、過去の歴史をおさらいすることに繋がるかなと思います。
新しいアイデアを得たいと思ったら、原点に戻ったり、やはり歴史を振り返ってみるのもよいよねってことですね。未来へ向かうために、過去を振り返る。歴史を知る。面白い法則だなぁって思います。
自分自身のことも、ただ前へ前へ行くのではなく、過去からのつながりを意識して、過去からの積み重ねを意識して、時に振り返りながら、螺旋階段のように進んでいく。そんな生き方を想像した1日でした。
つづく


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