雑木林のある家 父が目指した庭を考える / 香る木の家DAY5

香る木の家

赤穂にある築30年の実家を「香る木の家」と名付け、ときめく妄想をエネルギーに、実家の断捨離とDIYをすすめています。→「香る木の家」「香る草の畑」はじめます

実家を新築したのは私が高校生の時で、20代で家を出たので、私はあまり長く住んだ経験がありません。ひとりっ子で跡継ぎということから、やんわりと逃げて目を背けてきたのに、高齢でも自立の努力を続けてがんばってくれている両親への感謝の気持ちとともに、周囲の皆さんの暖かいお言葉に、急にこの家と向き合う覚悟ができました。

今回、家を採寸したり、片付けたりしながら、父がどのような思いでこの家を建てたのか、どんな庭を目指していたのかを振り返りたいと思います。

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私が家を出るまでの実家は、まだまだ新しく、庭木も充分に出来上がっていなくて、母が草花を育てるくらいでした。

家を建てるまでに、父はすごく悩んだようで、祖母が持っていたこの土地に家を建てることも、周囲に強く勧められても断り続けていました。何度か理由を聞いてみたら、「あそこは低くなっているから水が入る」「床下浸水するし湿度もあって冬は冷えるはず」だとか、「自分の年回りと方角が合わない」など、いろいろな答えが返ってきました。

さんざん悩んだあげく、何がきっかけだったのか、今の土地に建てることになってからは、また悩みながらもとても楽しそうだったのを覚えています。長男としてホッとしたのもあったのでしょう。

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父は家を建てる前から、間取りの研究や住宅の見学にもいっていたようで、その中でいくかのこだわりができたようでした。

・木の家、雑木林のある庭に
・塀を作らず、木が隠す、木の隙間から少しのぞけるように
・浸水対策に高基礎で嵩上げをする
・母屋(本家)だから人が集まれるように、和室の続き間と広いDK、居間はDKと別にする
・回遊できる間取り
・収納はたっぷりと
・将来、年老いたときに1階だけで暮らせるように
・ひとりっ子の私がどう暮らすのか?もし家族が増えても暮らせるように、お商売する可能性も含めての間取りの自由度

それを全部叶えたけど、予算がたりないところがいっぱいで(特に庭とエクステリア)、建てた当初からヘタなDIYをするしかなかったようです。

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今日は
・木の家、雑木林のある庭に
・塀を作らず、木が隠す、木の隙間から少しのぞけるように
についてまとめておきたいと思います。

朝陽から夕陽まできっちり当たってしまう家。道路から丸見えになりそうな和室(写真左側)は大きな梅(奥)と槙(手前)で、リビング(写真右側)は、マートル、シマトネリコ、ギンモクセイなどなどで、木陰を作りつつ目隠しをする。木々の間からの優しい灯りと、塀がないことで開放的に。ご近所様とも目が合い、すぐにおしゃべりを始められる庭1と庭2です。

 

道路から丸見えになる居間の掃き出し窓を優しく覆う木々。上がベランダのため、家の中は暑いのですが、庭のこの木陰は涼しく、風に揺れる葉音も心地よいです。部屋からも揺れる木々を眺めることができ、高齢の両親の癒やしでもあります。

ただ、梅の木と槙の木の庭は、道路側からは庭そのものが丸見えで、和室縁側からも落ち着きません。

この縁側から見える庭は、私が引き続き造っていきます。

父が目指した「雑木林、木の隙間から少しのぞく庭と家」を目指して、垣根になる木を植えたいと思います。水はけはとってもよく乾燥が強く、全体的に日当たりもよすぎる庭なので、日当たりと乾燥を好み暑さにも強い植物を考えています。こちらも木を茂らせて半日陰を作ってもいいのかもと考えます。雑草が生えやすいので、敷石や飛び石を置くことも考えています。

つづく

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