植物と香りのある暮らし

【植物と香りのある暮らし】イタリアンパセリ

先日のレモンバームに引き続き、
こちらも生い茂って困るイタリアンパセリ

日本で一般的なのはチリチリのモスカールドパセリ。
こちらは苦味が強いため、飾りとして使われることが多いですね(もったいない!)。

葉が平べったいイタリアンパセリは苦味も少なく食べやすいし、
イタリア薬草学でも大切なハーブなので、自社畑でも育てています。

苦味はありませんが、セリ科なので香りは強く、やはり好みは分かれます。

ひまず形がよいものは、一枚ずつバットに並べてバラ冷凍。
凍ってからジップロックにいれて、再びの冷凍保存です。


刻んだものは、
・トマトソースに入れる
・豚挽肉に混ぜてソーセージ風に
・オリーブオイルと塩胡椒、お出汁、レモン汁と混ぜてドレッシングに

焼きナスにかけていただきました!
お醤油など塩分を減らしたいときは香りを加えるに限ります(*´Д`*)

伸びきった茎は花が咲く前にしっかり刈り込みます。
花が咲くと葉っぱは硬く、香りも少なくなってしまいます。

切ったものは、切り花として楽しみましょう。
セリ科らしい散形(傘形)花序は、教室・サロンで大人気の被写体です。

そしてチンキも漬け込みました。
ウォッカ(40度)で漬け込んで香りと風味を楽しみます。

主にお料理の下味づけに使います。
また、調香のベースにも使います。
強すぎるセリ科の香りも、チンキだと優しくて使いやすい香料になります。

濾過したあとの葉っぱは、

白ワインビネガー
ひまわり油
塩麹
コショウ

と混ぜて、タレ&ドレッシングにします♪

これまた捨てるところのないハーブですね!

☆チンキ集中講座@東京
☆EU植物療法科 イタリア薬草学

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