サ行 植物辞典

セントジョンズワート(セントジョーンズワート)【植物辞典】

セントジョンズワート St. John’s wort 
学名 Hypericum perforatum
   ヒペリクム・ペルフォラトゥム
和名・別名 セイヨウオトギリソウ
科名 オトギリソウ科
属名 オトギリソウ属
種類 多年草
主産地 ヨーロッパ 中央アジア
使用部位 開花時の地上部
成分 ジアンスロン酸(ヒペリシン、プソイドヒペリシンなど)
   ハイパーフォリン
   芳香成分
   タンニン

【植物について】
直立性 50cmほど
葉は対生、光に賺すと小さな透明な斑点 → 梅雨から初夏にかけて赤黒くなる
黄色の5弁の花 → 梅雨から初夏にかけて縁の分泌腺が赤黒くなる

【名前の由来】
Hypericum ギリシャ語 hyper 多すぎる  ereike 荒れ野
perforatum ラテン語 perforo 貫く 通す  分泌腺が穴のように見えるとこから
St.John’s Wort  聖ヨハネの草 6月24日の聖ヨハネの祭吏の前にこの草を積んでいた夏至(6月21日か22日)のあたりに開花することから

【安全性】
AHPAクラス分類:クラス2d 光線療法(レーザーまたは紫外線)中に使用禁忌
禁忌:知られていない
副作用:光毒性 光感作
相互作用:クラスC
CYP450酵素およびP-糖たんぱく質を誘導する→ 薬物代謝または排出が増加
→ 薬物の血中濃度が減少 → 薬の治療活性が減少する可能性
厚生労働省:厚生省(現、厚生労働省)発表:2000年5月10日
セントジョンズワート含有食品と次の医薬品との併用に関する注意
インジナビル(抗HIV薬)、ジゴキシン(強心薬)、シクロスポリン(免疫抑制薬)、
テオフィリン(気管支拡張薬)、ワルファリン(血液凝固防止薬)、経口避妊薬

【参考文献】

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